地域資源活用塾 第3期【DAY1レポート】

平成30年9月29日、近江八幡市商工会議所にて、「地域資源活用塾(第3期)」開講式、DAY1を開催いたしました。

◆開講

講座の開催にあたり、塾長である小西理近江八幡市長より、挨拶と受講者への激励のお言葉をいただきました。

 

◆講師の紹介

DAY1の講師は、滋賀大学経済学部経済学科教授の中野桂(なかの・かつら)先生。東京都ご出身で、もともとの専門分野は産業組織論ですが、環境、まちづくり、医療、教育などその研究対象は広範囲にわたります。

 

なお、今年度のメンター(伴走者)および事務局は株式会社まっせマネージャーの田口、スタッフの的場、深尾の3名が担当させていただきます。

◆自己紹介タイム!

講義の前に、まずはテーブルごとに自己紹介タイムです。

4人1組になり、自己紹介、興味関心、今日の目標などを共有していただきました。

ここに集まった同じ志を持った皆さんからどのようなものが生み出されていくのか、とても楽しみです。

◆講義「地域を豊かにするソーシャルビジネス」

アイスブレイクで会場の雰囲気がほぐれたところで中野先生の講義がスタートしました。

世界各地のソーシャルビジネスに精通し、大学で講義もされている中野先生。今回は「地域を豊かにするソーシャルビジネス」をテーマに講義をしてくださいました。

・ほとんど全てのビジネスはソーシャルビジネス

まず初めにお話していただいたのは、世の中にあるほとんど全てのビジネスはソーシャルビジネスだということ。

ソーシャルの反対は反社会的であり、反社会的なビジネスというのはほとんど存在しないのがその理由だと仰っていました。

また、新しいビジネスを立ち上げるために市場調査をすると、ついつい需要がありそうな部分にばかり目いきがちですが、そこには大企業含め大勢が集中するので極端な差別化をしないといけなかったり、強迫観念を持ってしまいがち。

なので、ニッチな部分にこそある、「本当の需要」を大事にしよう、というメッセージをいただきました。

 

・「課題先進国、日本」-ピンチをチャンスに変えられるか-

次に、少子高齢化や温暖化問題など、「課題先進国」と言われている日本ですが、そもそもしたいことが見つけられていなかったり、疑問に思うことがない人がいるのでは?という観点を共有いただきました。

日頃から五感を最大限に働かせ疑問に思ったこと、イラッとしたことを見逃さないことが大事だそうです。

そして、その抱いた感情や疑問をそのままにせず解決をするよう試みることで、自分にやりたいことや疑問に思うことができ、それを柔軟な発想とデザインによって、ソーシャルビジネスなどといった新しいものを生み出すことに繋がっていくのです。

 

・課題解決方法

課題解決は小さく早く失敗をすることが大事であるとのことです。

海外では、マシュマロチャレンジというパスタ20本、テープ、マシュマロ1つのみ使用し、終了時間までにマシュマロをどれだけ高くまで上げることが出来るかという企画が一時期流行ったそうで、そのチャレンジでは子どもたちが大人を上回る結果を出す場合が多かったそうです。

頭で考えることから始め、なかなか組み立てを始めない大人に対し、子どもたちはとにかくやってみて、ダメなら都度改良していきます。課題解決にはこういった姿勢が必要なのだそうです。

そして、普段の環境でも変化のない環境よりも、想定外のことが起きる環境にいる方が自ら感じとって行動が出来るのだそうです。

 

最後に一言、理論よりも実践が大事なことを強調するため、
「事件は現場で起こっている」という某有名映画のセリフを引用し、講義を締めくくられました。

 

◆「近江八幡の過去・現在・未来を知る」

ここからは、株式会社まっせの田口にバトンタッチをして、近江八幡市の概要についてのレクチャーです。

 

・近江八幡市の概要

近江八幡市は、滋賀県のほぼ中央に位置し、琵琶湖最大の島である沖島や、ラムサール条約の登録湿地であり琵琶湖で一番大きい内湖である西の湖を有しています。

また、ヨシの群生地である水郷地帯は琵琶湖八景の一つであります。

古くから、農業を中心に栄え、交通の要衝という地の利を得て、多くの城が築かれました。

 

・数字で見る近江八幡市

近江八幡市は守山市に対して、人口総数は同等ですが、高齢化率が比較的高く、また転入者数は少ない状況にあります。

これは、守山市のほうが比較的若い方々が転入されてきていることを意味します。

近江八幡市への観光客は、関西圏からは日帰りで来られる方が多く、関東圏からは宿泊客が増えてきています。
宿泊所が足りていない現状についても紹介させていただきました。

 

・人口減少

現在、人口減少は社会問題となっていて、近江八幡市にとってもその影響は大きいといえます。

30年前から現在にかけては、人口が約8,000人増加しましたが、これから25年後には、30年前の水準以下まで人口減少すると予想されています。

また、高齢化率に関しても、30年前から上昇傾向にあり、25年後には更に上昇すると予想されています。

日本全国、これまでに経験したことのない社会問題に直面しています。

これからの私たちの生活にも大きく関っていくので、どのように影響が生じてくるのか今一度考えておきたいポイントです。

 

◆これからに向けて

最後に、本日学んだことや感想などをテーブルごとに共有しました。

 

・もっと柔軟性をもって考えていきたい!

・同じ志をもつ仲間として、今後とも塾生同士、意見交換等をしていきたい!

など、受講者の方々からは第2回以降に向けた期待もいただきました。

 

最後に、自分の取り組みを4コマで紹介する「ストーリーテリング」などのシート作成を、次回までの課題とすることを確認しました。

 

 

次回の地域資源活用塾DAY2は10/13(土)13:00~、会場は近江八幡商工会議所2階中ホールでの開催予定です。

テーマは「アクションプランづくり」。

聴講だけでも参加可能ですので、ご興味お持ちの方はご連絡のうえ、ぜひ足を運んでみてください!

 

【お問い合わせ先】
近江八幡市 総合政策部 政策推進課
〒523-8501 近江八幡市桜宮町236番地

TEL:0748-36-5527
E-Mail:010202@city.omihachiman.lg.jp

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